■WHAT'S NEW 更新情報 お知らせ
● 2020.05 徳永勇雄ご夫妻 18回忌墓参を2020年10月1日に予定しています
つげの会 facebookにて参加受付
● 2019.10 徳永勇雄ご夫妻 17回忌墓参 ご報告ページ つげの会 facebookにてご報告
● 2018.10 徳永勇雄ご夫妻 16回忌墓参 ご報告ページ つげの会 facebookにてご報告
● 2017.10 徳永勇雄ご夫妻 15回忌墓参 ご報告ページ つげの会 facebookにてご報告
● 2016.10 徳永勇雄ご夫妻 14回忌墓参 ご報告ページ
● 2015.10 徳永勇雄ご夫妻 13回忌のご報告 PDF
● 2011.05 明治大学青井研 三陸海岸津波の歴史 外部リンク
● 2009.08 アーカイブス更新しました
● 2009.06 アーカイブ徳永先生のご著書追加しました
● 2009.05 徳永先生の講義映像ページ追加しました
● 2009.05 記念誌のページ追加しました
■つげの会 とは
「つげの会」は、明治大学 理工学部 建築学科 徳永勇雄教授のゼミナール卒業生による任意団体として1963年に結成され、90年代からはほぼ毎年、7月にOB会として集まる場を設けてきました。「つげの会」は46年間にわたって都市及び地域と建設行為にかかわる幅広い課題について討議し、多岐に渡る会員個々の業務に反映されてきたのです。徳永先生ご逝去後はそのご命日10月1日にちなみ、10月の第1土曜日にお墓参りとともに毎年例会が行われています。
「柘植(つげ)の木は、日本国中に生えている木です。それがなぜ珍重されるのかというと、折れないとか、密度が均一であるとか信頼性が非常に高い木なのです。
建築というものはそういうものでなくてはならない。はったりの建物は建ててほしくないのです。いい建物とは何か、美しい建物とは何か、使いやすい建物とは何か、それが長く長くもつということはどういうことか、ということをよく考えていただきたい。
フランスでは戦前から建っていて、今もそのまま使われている建物が50%を少し欠けるくらいです。また、日本と同様に敗戦国であるドイツでも40%の建物が現在も使われています。これに対して日本は、たった7%しか残っていません。
前から引き継いだ資産を大事にしない建築家諸君、という言い方をしたくなります。是非大事なものを守って、それを中心にまちづくりなり、家づくりなり、家庭づくりをしていただきたいということが、今、私が最も切望していることです。 (後略) 」
「資産を大事にしない建築家諸君」の題名のもと、記念誌発刊パーティで徳永先生が私たちに語ってくださった言葉は、今もなお、私たちに自戒と責任を感じさせてくれます。
2003年に徳永先生はご逝去なられましたが、その功績と志は私たち徳永ゼミナールOBが受け継いでゆかなければなりません。
ご逝去にともない、直後の2004年からつげの会の有志により、故徳永勇雄先生ご夫妻及びつげの会のアーカイブスの検討を始めました。2006年には徳永先生ご親族のご協力により、先生の那須の別荘にあるつげの会関係資料の引き取りを行いました。
亡くなられた徳永先生ご夫妻及び研究室卒業生の貴重な知的資産や情報などについて、つげの会全体の資産として引き継いでいきたいとの発想で、このたびここに、「つげの会アーカイブス」を開設することができました。徳永先生の元に集まった学生たちが、このアーカイブによってまた集えることは、私たち徳永チルドレンにとって望外の喜びです。
つげの会 アーカイブ作業部会 一同
つげの会「徳永勇雄先生明治大学退職記念誌」より
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